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日本企業重要決算まとめ 


本決算まとめは決算内容ではなく日本経済・海外経済動向を探るまとめです

先走り汁系記事も参考として載せてます

平田機工
2017年4~6月期連結決算
純利益が20億円と前年同期の2.6倍に増えた
同期間として2年連続で最高益を更新
有機ELや半導体向けの製造装置の販売が伸びた
有機ELパネルの製造に欠かせない真空蒸着装置の販売が好調
有機EL向けの売上高は前年同期の2倍に増データセンター向け半導体の需要の高まりで
半導体向け装置の販売も伸びた
自動車向けも好調


ドラッグストア主要5社
2017年第1四半期連結決算
5社すべての純利益が同期間として過去最高
手薄だった食品の品ぞろえを強化。コンビニなどを利用していた消費者を呼び込んだ
16年4月の薬価引き下げの影響が一巡したことも、調剤事業の利益を押し上げた


私鉄大手14社
2017年4~6月期連結決算
東京急行電鉄など8社が最終増益
国内の景気回復で通勤需要が伸び、鉄道利用が好調
訪日外国人客のリピーターなどが首都圏郊外や地方の観光地を周遊する動きも利益の押し上げに寄与

国内タイヤ大手4社
2017年1~6月期決算
全社が17年12月期通期の連結営業利益の見通しを上方修正
原材料価格の上昇の影響が一巡してきたことや円安が追い風になる
1~6月期に浸透しきれなかったタイヤの値上げが進むかどうかが今後の焦点になりそう
各社の利益が上振れしそうな背景
原材料である天然ゴムや合成ゴムの価格が想定より安く推移していること
為替レートの前提を円安方向に見直したのがもう1つの背景

製紙大手6社
2017年4~6月期連結決算
円安で原料や燃料の輸入コストが上昇したうえ
印刷用の洋紙などの値上げが浸透しなかった
王子ホールディングスをはじめ4社が最終減益・赤字
税負担が減った日本製紙、中国事業が好転した北越紀州製紙は最終増益を確保

JXTGホールディングス
2017年4~6月期連結決算(国際会計基準)
純利益が前年同期比63%減の190億円となった
原油価格の下落で原油在庫の評価損が発生した
前年同期は逆に在庫の評価益を計上しており
その反動もあって減益幅が大きくなった
石油製品の市況改善や統合に伴う相乗効果では吸収できなかった
売上高は10%増の2兆2252億円。石油製品の価格上昇が寄与した
営業利益は31%減の450億円
在庫の評価損として286億円計上した
前年同期は在庫評価益が301億円
在庫の影響を除くと営業利益は大幅に増えた

昭和電工
2017年1~6月期連結決算
純利益が前年同期の3.4倍の78億円
石油化学部門で採算が改善
電炉で使う黒鉛電極や、ハードディスクの出荷も増えた
売上高は17%増の3721億円
営業利益は3倍の350億円
基礎化学品のエチレンやプロピレンの市況改善により
製品価格と原料価格の差(スプレッド)が拡大
石油化学部門の営業利益を60億円ほど押し上げた

エレクトロニクス部門では、データセンターの記憶装置としてハードディスクの需要が拡大しており
出荷枚数は前年同期比25%増えた
電炉で鉄スクラップを溶かすのに用いる黒鉛電極は
環境規制の余波などで価格が上昇。利益率が改善


ダイフク
人手不足やネット通販の拡大を追い風に業績を伸ばしている
2017年4~6月期連結決算
純利益が前年同期比70%増の50億円
倉庫や物流センターの作業を自動化するシステムの販売が好調
半導体製造装置向けの搬送設備も増
売上高は15%増の850億円
物流や半導体関連のほか、自動車の生産ラインに組み込む
搬送装置や空港の手荷物を搬送する設備が伸びた
地域別ではアジアが27%増と全体をけん引

中国では工場の生産ラインを自動化する設備の引き合いが強く
スマホや車載モニターなどに使う有機EL向けが拡大

日本ペイントホールディングス
2017年1~6月期連結決算
純利益が154億円
決算期変更のため単純比較はできないが前年の同期間と比べ実質19%増えた
酸化チタンなど原材料価格の高騰が重荷となったが、円安で為替差損が減った
売上高は2917億円で実質14%増だった
3月に買収した米建築用塗料メーカーの売上高が加わった
連結売上高の約6割を占めるアジアで自動車や建築の内装用塗料の販売が伸びた

家電量販大手4社
2017年4~6月期連結決算
ヤマダ電機、ケーズホールディングス、ノジマの3社が大幅増益
減益はエディオンだけ
前年同期に熊本地震に絡む損失を計上した反動もあったものの
出店戦略で明暗が分かれた

ケーズHDとノジマは店舗数を増やした
ノジマはネット接続会社、ニフティを買収した効果も出た
ヤマダ電は住宅販売子会社のヤマダ・ウッドハウスを連結対象に加え
増収要因となった
一方、エディオンは不採算店舗の整理を進めたのが響いた
高機能・高単価の白物家電の人気が高まり、売上高総利益率は総じて改善
ヤマダ電の売上高総利益率は28.6%と前年同期より0.6ポイント上昇
ケーズHDも1.3ポイント増の28.3%
業界首位のヤマダ電が低価格戦略をやめたことも大きい

太平洋セメント
2017年4~6月期の連結決算
経常利益が前年同期に比べ60%増の87億円
米国でセメントや生コンクリートの販売が伸び海外事業が黒字化した
国内の生コン販売も堅調
税負担が前年同期より増え、純利益は70%減の46億円
売上高は14%増の1996億円
利益を押し上げたのは海外事業
同事業の営業損益は11億円の黒字(前年同期は8億円の赤字)に転換
米国でセメント・生コン需要が回復し価格と販売数量がともに伸びた
国内セメント事業の営業利益は前年同期比33%増の36億円
好採算の生コン販売が伸びた

DOWAホールディングス
2017年4~6月期の連結決算
純利益が前年同期比24%増の61億円
環境・リサイクル部門で手掛ける廃棄物処理が国内外で伸びた
自動車の排ガス浄化触媒から貴金属を回収する事業も好調だった
売上高は17%増の1101億円
自動車向けの伸銅品販売やスマホ向けの部材販売が増えた

ブリヂストン
2017年12月期の連結純利益が前期比9%増の2890億円になりそうだと発表
従来予想を90億円上回る
SUV向けなどの大型タイヤや鉱山車両用の超大型タイヤが伸びる
天然ゴムなどの原材料価格が想定より安く推移する一方
値上げが国内外で浸透する。為替が想定より円安なのも利益を押し上げる
売上高は11%増の3兆7000億円と従来予想を700億円上回る
営業利益は3%増の4640億円と従来予想を120億円上回る見通し
上方修正した理由はいくつかある
一つは海外で稼げていること
米国では大型車向けに、得意とする口径18インチ以上の大型タイヤの販売が伸びる
米州の営業利益は12%増の2270億円と全体のほぼ過半を見込む
利益率の高い鉱山用の超大型タイヤは在庫調整が一巡
復調する

大手ゼネコン4社
2017年4~6月期連結決算
最終的なもうけを示す純利益は全社が4~6月期として過去最高を更新
首都圏の再開発や東京五輪の関連施設などの旺盛な建設需要が追い風
価格交渉力が強まり工事採算が改善したほ、工事量も伸びた
18年3月期通期の業績も予想より上振れする可能性がある
清水建設の純利益は前年同期比54%増の223億円
大林組は19%増の189億円
それぞれ4年連続
3年連続で過去最高を更新
発表済みの鹿島は66%増の340億円で11年ぶり
大成建設は63%増の197億円で2年ぶり最高益
最大の要因は建設事業の利幅の拡大
工事の採算性を示す完成工事総利益率は全社が前年同期を上回った
鹿島は5.6ポイント上昇の20%
大成建設が2.5ポイント上昇の13.4%と大きく伸びた
売上高も清水建設を除く3社が前年同期を上回った
高水準の受注残高を順調に消化し
大林組が9%増の4390億円
鹿島が3%増の4008億円などとなった
各社は18年3月期通期の業績予想は据え置いた
下期から東京五輪関連工事が本格化するが
人手不足による労務費の上昇が懸念
ただ鹿島は海外工事の損失引当金の取り崩しなども利益を押し上げ
通期予想に対する4~6月期の純利益の進捗率は4割を超えた
他社も利益率の高い追加工事の獲得などが見込まれ、業績の上振れも予想される


住友ゴム工業
2017年12月期の連結純利益(国際会計基準)が前期比1%減の410億円になりそうだと発表
従来予想(20%減の330億円)から減益幅が縮小する
タイヤ原材料の天然ゴムなどの価格高騰が一服し値上げも浸透する
米国を中心に多目的スポーツ車(SUV)向けのタイヤ販売も好調に推移

三菱マテリアル
2017年4~6月期連結決算
純利益が116億円と前年同期比で8%増えた
米国で生コンやセメントの販売が伸び
半導体用の素材や加工品も好調だった
売上高は12%増の3333億円
セメント事業が18%増収とけん引
米国で住宅向けや商業施設向けが伸びた
電子材料事業は半導体向けのほか家電向けの電子部品なども好調

住友金属鉱山
2017年4~6月期連結決算
最終損益が220億円の黒字(前年同期は69億円の赤字)
銅相場上昇や為替相場の円安が寄与して
鉱山開発や製錬事業の損益が改善
リチウムイオン電池材料も好調
売上高は前年同期比21%増の2144億円
海外の主力銅鉱山や国内の金鉱山の販売量が増えた
電気自動車向けのリチウムイオン電池の正極材も大きく伸びた

ヤマハ発動機
2017年12月期の連結純利益が前期比43%増の900億円になりそうだと発表
従来予想を150億円上回り、過去最高
タイやベトナムなど新興国で二輪車販売が大きく伸びる
年間配当は従来予想から13円上積みし78円(前期は60円)
売上高は8%増の1兆6300億円
営業利益は24%増の1350億円を見込む
それぞれ300億円、150億円従来予想を上回る
二輪車の世界出荷台数は11%増の570万台となる見通し
二輪車の新興国販売が収益をけん引
出荷台数はタイが28%増、ベトナムは13%増、インドが13%増となる見通し
販売増に加え、プラットホーム(車台)の共有化により設計・開発などのコスト削減も進む
船外機などのマリン事業も堅調で、部門営業利益は3%増の570億円を見込む
電動自転車や工作機械などの販売も増える

造船・重機大手5社
2017年4~6月期連結決算
造船やプラント工事など大型の案件が落ち込み
三井造船など3社の営業損益が悪化
半面、ロボット部品や建設機械といった量産品を多く抱える
住友重機械工業の利益は拡大事業構成の違いが大きく出た
「北米の大型プラント工事で追加費用が発生した。従来とは異なる案件だ」
IHI
4~6月期の営業利益は254億円と前年同期の2.4倍に拡大
液化天然ガス(LNG)船向けタンクの損失が大幅に減り
自動車用の過給器(ターボチャージャー)も中国などで伸びた
ただ、大型プラントなど「資源・エネルギー・環境」部門は7億円の営業赤字
18年3月期の同部門の営業利益予想も70億円下方修正
明暗が入り交じる内容
この傾向は造船・重機大手の決算に共通する
大型案件を手掛ける事業で苦戦する一方
世界景気の回復が追い風となる量産品分野が業績を下支えする構図
好調組の代表が営業利益が52%増えた住友重
量産品が中心の事業部門の売上高比率が約7割と高い
ロボット用の減速機やプラスチックの加工機械が好調で中国向けの油圧ショベルも伸びた
一方、三井造などは大型案件で苦戦
三井造は海外大型プラント工事で前期に続いて損失が発生し
営業赤字が99億円に拡大
三菱重工業は主力の大型発電設備が振るわず
川崎重工業は造船のコスト増が響いた
キャプチャ

太陽誘電
2017年4~6月期
連結決算は純利益が31億円と前年同期の14倍に
自動車やノートパソコンに使うコンデンサーの販売が好調だったほか
円安も寄与
スマホ向けの減少を補った
売上高は1%増の540億円
経常利益は5.3倍の44億円
中国のスマホメーカーの生産調整で通信デバイスが減少したが
車向けのコンデンサーの需要は旺盛
米アップルの新型スマホ向けの部品については
7~9月期から業績に寄与するとみられる


鹿島
2017年4~6月期連結決算
純利益が前年同期比66%増の340億円
同期間としては4半期業績の開示を始めた06年4~6月期以来11年ぶりに過去最高
アルジェリアの高速道路工事の費用負担が想定より減る見込みとなったほか
国内工事の採算が改善
18年3月期通期予想に対する進捗率は4割を超え、業績の上振れが期待されそう

大成建設
2017年4~6月期連結決算
純利益が前年同期比63%増の197億円
同期間としては2年ぶりに過去最高
首都圏を中心に再開発や東京五輪関連などの受注が好調
売上高は8%増の3202億円
営業利益は65%増の265億円
工事採算を示す完成工事総利益率(単独ベース)は13.4%と2.5ポイント上昇
このうち土木事業は15.5%と6.9ポイント上昇
道路やトンネルなどで設計変更に伴う追加工事を獲得し利益を押し上げた
労務費はほぼ横ばい

デンカ
2017年4~9月期
連結純利益が前年同期比72%増の105億円になりそうだと発表
従来予想に10億円上積み
合成ゴムの採算や電子材料の出荷が期初の想定を上回る
純利益が前期比16%増の210億円とする18年3月期通期の予想は据え置いた
17年4~6月期
連結決算
売上高が前年同期比10%増の905億円
純利益は2.7倍の60億円
自動車部品や建設資材に使う合成ゴムの一種
クロロプレンゴムでは値上げが浸透
販売価格は前年同期より1割程度上昇し採算が改善

半導体封止材の原料や発光ダイオード(LED)用の蛍光体、電子回路基板
各種電子材料向け素材は需要の拡大に応じて出荷量が増えた
一方、女性用ウィッグ向け合繊原糸や、各種ワクチンは振るわなかった

普通鋼電炉メーカー上場11社
2017年4―6月期決算が7日に出そろった
4~6月
条鋼、鋼板ともにマーケットの回復が遅れたものの
高炉を含めた鉄鋼メーカーがマージン確保に動いた影響で
鋼板類や形鋼類の販売価格が堅調に推移
ただ、異形棒鋼に関しては鉄スクラップ価格上昇に比べて販価改善が追い付かず
メタルスプレッドが縮小し
収益悪化を余儀なくされたメーカーが大勢を占めた
その結果、売上高は出荷数量増や販価改善などによって
前年同期比で11社全社が増収
経常利益は7社が増益、4社が減益
異形棒鋼メーカーの収益悪化が目立つ

半導体製造装置5社
2017年4~6月期決算
5社のうち東京エレクトロン、ディスコ、日立国際電気の純利益がそろって過去最高
動画の視聴ニーズやオンラインゲームの普及により
同装置の需要がスマホなどの端末から業務用データセンターにも拡大
業績見通しを上方修正する企業も相次いだ
ディスコが3日発表した4~6月期の連結純利益
106億円と前年同期に比べて84%増えた
54%増の89億円だった従来予想を上回り
同期間としては2年ぶりに過去最高
取引先の半導体メーカー向けに半導体の切断に使う装置の需要が伸びている
ディスコに続き、日立ハイテクノロジーズも上期の業績見通しを引き上げ
通期予想を引きあげたのは日立国際にとどまったが
受注高は4~6月期が8割減益だったアドバンテストでも13%増えている
各社とも通期業績が一段と上振れる可能性がありそう
各社の業績のけん引役はデータセンター向けの半導体需要
「自動車の自動運転が本格化すれば、データ需要は現在とは比べものにならいくらい増える」

住友商事
2017年4~6月期の連結決算(国際会計基準)は
純利益が前年同期の3.5倍の782億円
堅調な世界景気を背景に原料炭や鉄鉱石など資源価格が持ち直し
資源関連事業の採算が改善
20年の東京五輪に向けて国内で再開発が活発になっているのも追い風で
不動産や建設機械のリースなど非資源事業の収益も伸びた
鉄鉱石や亜鉛の価格が持ち直している(住友商がボリビアで権益を持つ鉱山)
資源・化学品の最終損益は151億円の黒字
前年同期の129億円の赤字から急回復
資源関連に限ると200億円近く損益が改善
鉄鋼生産に使用する原料炭は、産地であるオーストラリアをサイクロンが直撃し
生産量が落ち込んだことで価格が急騰。鉄鉱石や亜鉛の価格も上昇
期中の原料炭の価格は1トン当たり190ドル台と、前年同期の2倍以上に上昇
鉄鉱石も1トン当たりの価格が80ドル台後半
前年の2倍近くに上昇
資源以外
国内の再開発需要を受けて不動産開発事業が好調だったほか
建設機械のリース事業も伸びた
不動産と生活関連事業の純利益は37%増の212億円
建機リースなどの輸送機・建機部門は65%増の122億円
中東とアフリカの自動車販売は振るわなかったものの
全体では2年ぶりの増益を確保

2017/7/31
パナソニック
キャプチャ
2017年4~6月期の連結決算(国際会計基準)
純利益
前年同期比67%増の487億円
車載向けの電子部品が好調
法人実効税率の高い米国が拠点の航空機向け事業の収益悪化の影響などで
法人税が抑えられたことも寄与
18年3月期通期は2年ぶりの純利益の増加を見込んでおり
一時期の低迷を抜け、成長路線に一歩踏み出した
「今年は増収増益に転じる年と位置づけており、順調なスタートを切れた」
電気自動車(EV)向け電池など、将来の成長分野への先行投資を優先した
17年3月期の純利益は前期比1割減少した反転を計画する今期の堅調な滑り出しを強調した。
17年4~6月期の売上高は5%増
スペインの自動車用ミラー大手を子会社化した効果のほか
車載向け電池が大きく伸びた
日本や中国でエアコンの販売も増えた
これまで稼ぎ頭だった航空機向け娯楽システムの事業は減収減益となり足を引っ張った
この事業は米当局から贈賄を巡る調査を受け17年3月期に引当金を積んだ
梅田氏は「シェアは落ちていないので捜査による影響はない」としたが中長期的な伸びが見込めないことも認めた

17年4~6月期の営業利益は前年同期から約120億円増えたが
知財収入による貢献が大きく、それぞれの事業からの積み上げは30億円程度にとどまった
米テスラと共同運営する米ネバダ州の工場のEV向け電池は出荷が始まったばかり
「車載電池が本格的に利益貢献するのは計画通り17年度後半から」


村田製作所
2017年4~6月期連結決算(米国会計基準)
純利益が前年同期比12%減の331億円
中国のスマホメーカーの在庫調整が響き
採算の良い高周波部品の販売が振るわなかった
自動車の電装化などを背景に主力部品を増産し、関連コストがかさんだ
「中国のスマホの在庫調整は一時的で、足元では終わりかけている」
受注は順調に積み上がっており「7~9月期以降の事業環境は回復しそうだ」
事業の進捗はほぼ想定通りのため

18年3月期通期の見通しは期初予想を変えなかった
売上高は前期比8%増
純利益は11%増を見込む
4~6月期の売上高は5%増の2749億円
主力の積層セラミックコンデンサーは自動車の電装化やノートパソコンの薄型化を背景に需要が旺盛
高機能のスマホ向け樹脂多層基板など通信機器部品も好調だった



東京精密

先走り汁

2017年4~6月期
連結営業利益は約40億円と前年同期と比べて4割ほど増えたもよう
同期間として2期ぶりに最高益
半導体需要が高まり、主力の半導体製造装置の販売が好調
自動車工場で使うエンジンなどの計測機器も伸びた
売上高は2割増の200億円程度だったようだ
スマホの高機能化が進み、データセンターの設置が広がるなど
中国や韓国の半導体メーカーは設備投資を増やしている
強い半導体需要を背景に、東京精密が手がける半導体の切削や検査に使う装置の販売は好調
加えて、顧客の半導体メーカーが設備稼働率を高めた結果
チップの切断に使う刃のような消耗部品の交換ニーズが強まり
販売を伸ばした
交換部品は半導体製造装置よも製造コストがかからず
需要の逼迫もあって利益率が高まった

製品の大きさや形状を計測する機器の販売も伸びた
自動車向けではエンジンやシャフトなど部品の形状を測る装置が中国や東南アジアなど海外向けで好調


2017/7/28

電力
電力各社が発表した2017年4~6月期決算
事業環境の違いを浮き彫りに
電力大手7社が28日に発表
九州電力を除く9社の決算が出そろった
原油価格などの上昇で燃料費負担が増加
電力小売りの自由化で競争が激化し、6社の経常損益が悪化

原子力発電所を再稼働した四国電力は大幅に改善
電力料金は燃料価格の変動を反映させる「燃料費調整制度」を採用
直近3カ月の平均価格を、2カ月後の電気料金に適用する仕組み
原油などの価格が足元で持ち直す中で電力料金に反映するタイミングが遅れ各社の採算悪化につながった

先走り汁
三菱ケミカルホールディングス
2017年4~6月期連結業績(国際会計基準)
営業利益が前年同期に比べ3割増、900億円弱だったよう
市場予想(QUICKコンセンサス)の813億円を上回り
4~6月期としては最高益になったとみられる
手がける石油化学製品や石炭製品などの市況が改善し採算性が高まった
スマホなどに使われる光学フィルムや高機能樹脂なども好調

主力の石油化学製品で、アクリル樹脂の原料となるMMA(メタクリル酸メチル)の価格が伸び
アクリル樹脂は自動車部品や看板など幅広く使われている
海外プラントのトラブルや定期修理などで需給が引き締まった結果価格は上昇した

アジアでの価格をみると右肩上がりで上昇している
石炭を蒸し焼きにして製鉄の原料にするコークスの価格も会社の想定以上に強含んだようだ


5401 新日鉄住金
2018年3月期
キャプチャ
連結経常利益が前期比72%増の3000億円になる見通し
増益は3期ぶり
製鉄原料の上昇による費用増加を鋼材製品価格の引き上げで吸収
原料市況の先行きが不透明でこれまで会社予想を公表していなかった
(鉄鋼大手他2社も)
17年春から鋼材価格をトンあたり5000円値上げする方針を示す
顧客が受け入れるかは交渉次第
今後も業績が変動しやすく売上高や純利益などの予想公表は見送った
単独ベースの粗鋼生産量は前期比1%減の4200万トンを見込む
自動車や建設材で需要は旺盛だが、上期は製鉄所の改修や前期に発生した事故のマイナス影響が残る
「鋼材需要は強く、事業環境には追い風が吹く」
「価格引き上げで採算を良くして、設備投資の原資を確保したい」
17年4~6月期決算は(前年同期は146億円の赤字)
黒字転換について栄副社長は「製鉄原料の高騰による費用増を販価引き上げで回収した」
値上げ分で1390億円利益を押し上げた
売上高は前年同期比29%増の1兆3554億円
経常損益は1079億円の黒字(前年同期は120億円の赤字)
中国からの過剰な鋼材輸出に歯止めがかかり市況が好転
海外鉄鋼会社の損益改善が390億円の増益要因

5406 神戸製鋼所
2018年3月期
キャプチャ
連結最終損益が350億円の黒字(前期は230億円の赤字)になりそうだと発表
従来予想(300億円の黒字)から黒字幅が拡大
建設機械事業は中国で油圧ショベルの販売台数が増加しているほか
電力事業も想定より利益が改善
売上高は11%増の1兆8800億円、営業利益は8.2倍の800億円にそれぞれ上方修正
中間配当予想は10円とした。期末配当予想は未定
併せて開示した17年4~6月期の連結決算は
売上高が前年同期比8%増の4350億円、最終損益が250億円の黒字(前年同期は20億円の赤字)
キャプチャ

※鉄鋼各社共に中国経済及び中国絡みの原料価格依存体質は変わらず
SUS系はNi、Cr価格上昇による価格転嫁恩恵
為替レートは110円に


6971 京セラ
2017年4~6月期の連結決算(米国会計基準)
キャプチャ
純利益が前年同期比2倍の349億円
同期間として過去最高益だった
産業・自動車用や半導体関連の部品に加え、スマホの
高機能化を背景に電子デバイスの販売が好調

受注増に伴い工場の稼働率が上昇
17年3月期に太陽光発電関連事業などで構造改革に取り組んだため
採算も改善
売上高は前年同期比8%増の3451億円
産業・自動車用部品は車載向けディスプレーが伸び
部門売上高は17%増えた。電子デバイスはスマホの高機能化によりコンデンサーや水晶部品の需要が旺盛
14%増収

6971 TDK
2017年4~6月期の連結決算(米国会計基準)
純利益が前年同期比12%減の109億円
収益源の一つだった高周波部品事業を米クアルコムに売却した影響で落ち込んだほか
センサーを手がける米企業の買収にかかる費用などが重荷に
売上高は4%増の2895億円と増収だったが
営業利益は5%減の156億円
スマートフォン用の2次電池や自動車向けのコンデンサーが好調
だったが価格下落などが響いた



2017/7/27
東京エレクトロン
2017年4~6月期の連結決算は純利益が前年同期の3.3倍の412億円
同期として10年ぶりに過去最高
スマートフォンの動画視聴の増加などからデータセンター向けの半導体需要が増え
製造装置の販売が好調
だった
売上高は60%増の2363億円
データセンター向けはIoTの広がりも追い風となりメモリー需要が増加
韓国や台湾の半導体メーカー向けの製造装置販売が伸びた
記憶回路を立体的に形成する「3次元メモリー」の普及で
半導体製造用のエッチング装置の需要も膨らんだ
半導体製造装置の売り上げの拡大から保守や性能向上サービスも伸びた

営業利益は547億円と2.5倍に
18年3月期通期の業績見通しは従来予想を据え置いた

鉄鋼・非鉄
大同特殊鋼
2017年4―6月期の連結決算は売上高
前年同期比12.2%増の1191億3300万円
経常利益は同135.7%増の93億100万円
純利益は同148.6%増の57億8600万円と増収大幅増益
特殊鋼鋼材、ステンレス製品の自動車や半導体向けなどの販売が好調に推移
経常増益要因では前年同期との対比で販売数量増加が最も大きく37億円増
次いで販売価格是正で32億円のプラス
減益要因では原燃料市況などの上伸が一番大きく32億円のマイナス

日本軽金属ホールディングス
2017年4~9月期の連結経常利益の見通しを従来の115億円から125億円に上方修正すると発表
実現すれば前年同期を9.7%上回る
営業利益見通しも125億円から135億円となり
前年同期比で一転増益となる。原燃料価格が期初に予想していたほど上昇しなかった一方で
トラック架装向けのアルミ押出品や液晶・半導体製造装置向けの厚板
工場のクリーンルーム向けのパネルなどの販売が引き続き好調
だった
既存品に比べ利益率が高い新製品の伸びも寄与
一方、下期に原燃料価格の上昇が強まる可能性を考慮して18年3月通期の見通しは据え置いた

キーエンス
2017年4~6月期の連結決算は純利益が474億円
決算期変更に伴い単純比較はできないが
前年の同期間と比べ46%増え
4~6月期としては7年連続で過去最高を更新した
ファクトリーオートメーション(FA)やスマートファクトリー用のセンサーが好調だったほか
法人税減税も利益押し上げ要因となった
売上高は24%増の1195億円、営業利益は31%増の645億円だった
中国を中心にアジアでの売上高が現地通貨ベースで45%増と大きく伸びた
リチウムイオン電池やスマートフォン関連で
相次ぐ生産能力増強のための設備投資や、品質向上のための自動化投資の需要を取り込んだ
国内も半導体や電子部品向けなどが伸び
、売上高は19%増えた

建機
日立建機
2017年4~6月期の連結決算(国際会計基準)は
最終損益が95億円の黒字(前年同期は16億円の赤字)
インフラ投資が活発な中国で油圧ショベル販売が伸びた
買収した鉱山機械向けの部品・サービス会社も利益を押し上げた。
売上高は31%増の2114億円。中国の売上高は2.2倍の265億円だった
資源価格が持ち直したことで鉱山機械向けの部品販売も増えた
事業再編などの影響を除いた調整後営業利益は6.8倍の167億円
4~6月期としては08年以来9年ぶり高水準だった
不採算だった小型ダンプトラック販売を取りやめて利益が改善した






2017/7/26
ツガミ
2017年4~6月期は
連結営業利益が15億円程度だったよう
前年同期の2.5倍にあたる
中国の自動車や情報通信向けなどに精密加工機械が伸びた
欧州の時計製造向けの加工機械も順調
で、利益を押し上げた
4~6月期の売上高は4割増の120億円強だったとみられる
受注額は139億円で34%増
前年同期は落ち込んでいた中国の設備投資が回復した
特に自動車業界向けタレット旋盤の受注が伸びた
工作機械に使う部材が不足し、一部顧客への納入が遅れているもよう

日本通運
2017年4~6月期
連結経常利益が160億円強と前年同期より2割増えたもよう
世界景気の拡大で輸送需要が伸び
自動車部品の輸出など航空貨物が好調
だった
減価償却方法の変更で会計上の費用も減った。
売上高は5%増の4700億円前後だったとみられる
増収増益をけん引したのは、飛行機の空きスペースを借りて荷物を運ぶ航空貨物
日通のシェアは約2割で業界首位
売上高や営業利益の1~2割を同事業で稼いでいる
主力の日本発の航空貨物は4~6月期に重量ベースで3割程度伸びた
北米や欧州向けでは、自動車部品の輸送が増えた
日本車メーカーの現地生産は進んでいるが
部品は日本から取り寄せる場合が少なくない
特に生産が急増する局面では、納期に間に合わせるために航空便がよく使われる


アドバンテスト
2017年4~6月期決算(国際会計基準)
純利益が9億円と前年同期から8割も落ち込んだ
不況時の投資抑制がネックとなって需要を取りこぼし
そこを人手不足による人件費上昇が直撃した
半導体業界の活況の波に乗れず
ライバルの米テラダインとの業績・株価格差が広がっている
減益決算の大きな要因はスマホ向け半導体の検査装置の苦戦
前年同期に259億円の売上高だった非メモリーの半導体検査装置の売上高は162億円に減少
減収分のほとんどをスマホ向けが占めた
利益率の高い製品なので、業績への影響は大きい
不振の遠因は過去に設備投資を絞り込んだことにある
主力の半導体検査装置は後工程に属し、不況時には半導体メーカーの投資抑制の対象になりやすい
このためアドテストの業績は大きく変動しがちで、安定した設備投資をしにくい


2017/7/25
3003 ヒューリック
2017年1~6月期(上期)
連結営業利益は300億円強と前年同期比2割増えたよう
キャプチャ
上期として過去最高
低金利で投資家の不動産取得意欲が強まり、オフィスや商業施設などの売却益が伸びた
7~12月期(下期)も物件売却は増える見通し
17年12月期通期の業績は従来予想より上振れする可能性が出てきた
日銀のマイナス金利政策後に銀座の地価が上昇
取得額を大幅に上回る値段で同区分を売れる見通しとなったことなどから売却に

決算自体は2017/7/28
上方無し


2017/7/24
コクヨ
2017年12月期の連結純利益が前年同期比14%増の139億円になる見込みと発表
従来予想は3%増の125億円だったが、文具で使い心地にこだわった
高付加価値品の販売が伸びて利益率が改善する見通し
ただ、オフィス家具の販売が想定を下回るとして
売上高は前年同期比2%増の3128億円と従来予想から32億円引き下げ
年間配当は従来予想より2.5円多い27円(前の期は22円)を見込む
同日発表した17年1~6月期の連結決算は売上高が前年同期比横ばいの1658億円
純利益は33%増の109億円
通販事業で新商品の販売が伸びたほか
「働き方改革」を意識したオフィス家具の高付加価値品が好調
海外事業の収益も改善
都市部を中心にオフィスの新設が続く
「来年以降はオフィス家具の需要も安定して伸びる見込みだ」


リース
イチネンホールディングス
2017年4~6月期連結純利益
前年同期比5割弱増の8億円強となったもよう
需給の引き締まりで中古車の販売価格が上昇したうえ
石油関連事業も価格下落で販売数量が伸びた
売上高は5%増の200億円強だったとみられる
前年同期に苦戦していた合成樹脂事業の売上高は需要回復で6割ほど増
機械工具販売事業は空調機器向けなどが伸びた
パーキング事業も契約数が増
営業利益は4割増の14億円弱となったもよう

2017/7/03
2809 キユーピー
2017年11月期の連結純利益が前期比2%増の174億円にとどまる見通し
従来は5%増の180億円を見込んでいた
乾燥卵白価格の下落で北米事業の低迷が長引くとみている
国内で原材料の調達コストがかさむことも響く

売上高は1%増の5600億円
営業利益は4%増の310億円
それぞれ従来予想を50億円、20億円引き下げ
一方、中国や東南アジアではベーカリー店向けにマヨネーズの販売が好調
主戦場の国内でも高単価のドレッシングがけん引し、調味料事業が順調に推移しそう

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からあげ

Author:からあげ
嫁ちゃんと音楽と投資好きです 『刃心 あせらない おかげさまで いいとうしはたいくつ』